なんとなくゴツゴツと路面の振動を感じるようになったなぁと整備記録を調べてみたら前回交換してから5年(走行9,300km)が経っていた。
7年(積算15,500km)で2回目のフォークオイル交換を実施。
(交換方法の記事はこちら。)
左の廃油は紫色だったが、右は黒かった。
オイルの排出に1時間、洗油として灯油を入れてストロークさせて排出に数時間かけた。
フォークオイルはスズキ純正のG10。
注入量だが、マニュアルによると174ccで、油面は375mmとのこと。
メスシリンダーはどっかいってしまったし、油面調整器具もないのでどうやって適量を注入出来るか思案していた。
色々調べてみるとフォークオイルの比重は0.88くらいらしい。
てことは体積×比重=重量だから174×0.88=153gということになる。
ケーキ作りに愛用している電子秤で量を確認しながら注入していった。
インナーチューブを伸ばした状態で直角定規を差し込み、油面を測ると5~10mmほど多かった。
完全オーバーホールしたわけではないから残存した液体があったのか、それとも換算だから累積誤差が出た感じか。
マニュアルには許容差が書いていないので出来るだけぴったりを目指す。
こういう時に油面調整器具があれば一発なのだろうが(せめてチューブくらいあれば・・)、逆さにして少し排出して、また油面が安定するまで数時間待ち・・計測しながら調節して・・やっと油面375mmぴったりになった。
今回時間が結構掛かったので反省を踏まえて、抜き取りなしで一発で入れる時の備忘録。
- はじめの注入量は少なめの150gにする。
- 4gで油面が10mm上がるのを目安に追加注入する。
ただやっぱり面倒くさいので、次回はちゃんとチューブと注射器を用意して、L型定規に貼り付けてやろうと思う(笑)
組付けてストロークさせてみるとすこぶるスムーズだ。
まだ試乗すると路面の微振動を吸収して高級車の乗り心地になった(゚∀゚)
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